佐渡ヶ島で育ち、佐渡ヶ島で働いてきました。私はこの佐渡ヶ島が大好きです。
よく「佐渡は何もないからつまらない」と聞きますが 私はそんな何もない佐渡ヶ島が好きです。
高い建物が圧倒的に少なく、どこにいても空がよく見えます。どこにいても大体30分あれば海辺に着きます。
もちろん山も見えます。これが島の良さであり、佐渡ヶ島の魅力だと思います。
都会の生活に疲れた人に「佐渡に休みに 来なよ」、島外に移住した人には「たまには帰って来なよ」、
そう言える島であり、「たまには疲れたから佐渡に帰りたいな」と思って もらえる島を後世に残したい。
そのために佐渡ヶ島に残っている人間として、そして佐渡に残ることを選んだ若者として、
私は私の役割を果たさなければならないと思っています。私自身が佐渡で人口の少ない20代だからこそ、
幅広い層の声を聞いて、その声を届ける事ができます人口減少は切実かつ解決の難しい問題です。
「100人が帰ってくる政策」を1つ実施するのはなかなか難しいと思いますが、「10人が帰ってくる政策」を
10実施する事は可能です。今こそ若者の声をくみとり、その力を活かして、
佐渡の未来のためにこれまでの考え方を変える時ではないでしょうか。